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全国、北米の放射線量を確認できるサイト類

April 13, 2011

東北関東大震災から早1ヶ月が過ぎ去りました。既にもう1ヶ月も過ぎたのかと思うと、事が大きく進んでいない割りには時間ばかりが過ぎ去っているように感じられます。原発問題は治まるところを知らずか、問題継続。先日に至ってはレベル7に引き上げられたようで。政府やメディアの報道では現状がどうなっているのか全く分からない。こういう時はインターネットを利用し、自分で放射線量を確認して、自己防衛をする必要があります。以下のURL先のサイトでは、放射線量などの数値を地図やグラフで調べることができます。

放射能数値を全国マップで見れるRDTN.ORG
全国(各都道府県)の放射能濃度一覧グラフ
北米の放射線量がわかるマップRadiation Network

3月11日の地震と津波が起きてからというもの、2006年の5月4日に書いた記事「チェルノブイリ原発事故 (JP)」のページにかなりの数のアクセスが来ているのでこちらの記事に追記で書いたのですが、同じ内容をこの記事にも記しておこうと思います。

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チェルノブイリ原発事故 (JP)
<2011年4月12日追記:>

全国の放射線量を確認できるサイトがいくつかあります。自分の住む近辺の放射線量をチェックすることができますので、このような情報を利用して、自分や家族の身の安全を守ることができます。一般人が1年間で受けても良いとされる被曝量は、今のところ1000マイクロシーベルト/年です。(1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト - µSv)

例えば、放射能数値を全国マップで見れるRDTN.ORGで、ある地域の放射線量が0.3 µSv/h (microsievert per hour)とすると、単純計算で、0.3µSv/h x 24時間=7.2µSv/day x 365日=2628µSv/yearという計算になり、0.3µSv/hをこのまま1年間継続して受け続けたと仮定した場合、1年間に2628µSv(マイクロシーベルト)の被曝線量を受ける事になるので、一般人が1年間に受けても大丈夫であるとされる許容量の1000マイクロシーベルト/年の2.628 倍の放射線量を受ける計算になります。もちろん、0.3µSv/h が1年間ずっと続くのではなく、数ヶ月後に低い数値に下がるのであれば、年間許容量である1000マイクロシーベルト以下になる計算にもなり得ます。

4月13日追記、放射能数値を全国マップで見れるRDTN.ORGで確認すると、2011年4月4日時点で、福島第一原子力発電所から30km近辺に位置する場所では10 μSv/hを超える地域もあるようです。N95のマスクなどは事前準備しておくのが良いと思います。

■ 放射能状況の参考サイト
放射能数値を全国マップで見れるRDTN.ORG
全国(各都道府県)の放射能濃度一覧グラフ
放射線被曝量について

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東北、関東エリアにおいては、N95のマスクなど自己防衛の為に外出の際はしておいた方が良いようです。もう少し迅速に政府が手を回して先手を打ってくれると良いのですが。逆に問題を大きくしているようにも思え。今すぐにでも浜岡原発やもんじゅなど停止した方が良いように思うのですが・・。それができないのであれば、自分で自分の身を守るための最善を尽くすことが、これからの数年後を考えた時、大切になるのではと思います。

■Hiromi Uehara - Sakura Sakura

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