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見逃しました・・ミリキタニの猫

December 3, 2007

mirikitani.jpg
ミリキタニの猫」 昨日初めてこの映画の存在を知りました。今年7月29日にPacific Cinémathèqueで既に上映されていた模様。。そして気がつけば、11月23日にバンクーバーライブラリーでも上映終了。。見たかったです。。

ミリキタニさんは、日本人のご両親のもと、1920年にアメリカカリフォルニア州のサクラメントで生まれ広島で育ち、戦争真っ只中、軍国主義の日本を嫌ってアメリカへアーティストになるため渡航するも、1941年に起こった日本軍による真珠湾攻撃により太平洋戦争勃発、日本人は強制収容所へ送られ、ミリキタニさんもその中の1人に。Tule Lake収容所に入れられ、その後Seabrook農場で冷凍食品を作る労働に出されたそうで、その後、料理人としてNYで訓練を受けシェフとして働いていたそうですが、雇用主さんが亡くなってしまい、放浪の身に。

NYでホームレスとなりつつも絵を描き続け、それを買ってくれた人からお金を貰うのみ。NYで911事件が起こった最中もひたすら描き続けていたミリキタニさんを見た監督のリンダさんは彼を自宅に引き取る覚悟をしたとか。彼女のおかげで人影で過ごしていた一人の人の人生が一般の人の目の前に明らかになり、時代に翻弄された人の人生が明らかにされ、現在87歳の彼の人生に光が差し伸べたのは、とても稀有なことで凄いことだなと思いました。詳細はエキサイトさんのサイトでどうぞ。。

うーん、この映画見てみたいので、どうやったら見る事ができるのか、もうちょっと調べてみます。

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Comments

akiさん、毎度どうも~。私もこの人のこと、ちょっと前のyahooのニュースで知りました!確か来日してたはず。すごーーーーく、この人の人生に興味あります。見たいですね~、その映画。本とか出てないものですかね。ちょっと探しみようかな。

わたしもどもどもです~。:) 
ミリキタ~ニさんってYahooのニュースでも報道されてたんですね!
公式サイトを見ると広島の原爆記念日にリンダさんと一緒に来日してたようですね。
見たいですよね~。私はバンクーバーパブリックライブラリーにもう一回上映しないのか聞いてみたいと思いますです。
それにしても、リンダ監督の人を見る目って凄いですね~。こんなに時代に翻弄された人生を送っている人は今の時代そういないでしょうから。。それともやはりミリキタ~ニさんにみなぎるパワーがそうさせたのか??是非見てみたいです☆☆☆