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胃痛が酷くて何も食べられない時はオクラ粥。胃痛が治まってきたら、朝食はオートミール・カシャマンナ・ブランとヨーグルトとケフィアのフルーツミックス(作り方レシピ)。

November 11, 2012

今年の5月3日に胃痛(胃炎)を起こしてからというもの、胃の粘膜を修復する為に、しばらく朝食はポーランドの子供達が食べるカシャマンナ(セモリナパウダーの牛乳粥)とヨーグルトとフルーツを食べていて、夕食はスープものを主に作って出来るだけ油ものは避けていたのですが、3ヶ月もするとだいぶ調子も良くなり、だんだん油ものも食べても大丈夫かな?という気分になってきて、そしてまた、食べられない状態に置かれると無性にその食べられないものを食べたくなるという、無いものねだりな状態になってしまい・・、フィッシュアンドチップスやチキン南蛮などを久しぶりに食べてしまったところ・・(ミルクコーヒーも飲み始めていましたのでそれも加担してか・・)、9月15日に胃痛が再発してしまいました。。

今回の胃痛は結構酷くて、2週間も痛い状態が続いてしまいました。お粥さん状態のドロドロや里芋の煮物でさえも食べると食後2時間後くらいに床の上でうずくまる程痛いので、食事の量は思いっきり減ってしまいました。このままでは、餓死してしまうー、、と言うのは大袈裟かもしれませんが、でも、体重も容赦なくどんどん落ちていくし(これは結構恐怖です)、頭もふらふらするし、栄養分も取れないでは、このまま胃痛が続いてしまったら確実に死んじゃうよなー、TAMSに頼ってばかりもいられないし、どうにかしなくちゃ・・、と色々考えつぃた挙句にピカーン!と閃いたのは、『オクラ粥』でした。

オクラのあの「ネバネバ」があれば、きっと炎症して傷ついている胃の粘膜を傷つけずに食すことができるだろうと考えたのでした。これが、ズバリ効きました!とろっとろのオクラ粥にして食べると(オクラは小さく刻んでお粥の中に入れ、お好みで鰹出汁を少し入れ、弱火でとろとろするまで煮込みます。煮込みすぎると、とろとろ成分が弱くなるので、とろっとろになった状態でオクラに火が通ったなと思ったらそこでストップします。)、食べた後痛かったお粥さんでも胃は痛くありませんでした。更に、食後胃がスースーする感じで、確実に良い感じだ!と実感できたのでした。勿論、食べることが出来る量はとても少なく、貝杓子1杯半を朝食と昼食と夕食に食べていました。

オクラ粥を2週間毎日続け(勿論、夫には別の食事を用意していました)、また、コーヒーやココア、紅茶、緑茶などのカフェイン系を断絶し、もっぱら温かめの白湯を飲んで養生した所、やっと胃痛が治まりました。その間、同じものを毎食食べるからかアレルギーが出てきてしまい首のところがとても痒かったですが、しょうがありません。。それしか食べられるものがありませんでしたから。。

また、胃痛で胃の粘膜が荒れている時は、蜂蜜が良いと読んだので、蜂蜜飴をなめたり、また、ヨーグルトなども胃の粘膜にフィルムを作ってくれるので、無脂肪のヨーグルトに蜂蜜をかけて食べていました。それら以外に食べたものと言えば、大根の煮物・・くらいですかね。。あと、ガムを噛んで唾液を出すのも良いと読んだので、ガムを買ってきては食べていました。ガムは噛むと頭が冴えますね。研究者による、ガムを噛む事で頭が良くなるというレポートは頷けます。

今のところ、胃痛なし日約1ヶ月です。途中油断してミルクコーヒーにして2日ほど午前中に飲んだところ、なんだか胃の粘膜が薄くなる感じがして感じが良くなかったので辞めました。緑茶はさすがにミルクなどは入れませんから、そのまま飲んでしまったところ、キンキンに胃痛になってしまい、これまた断絶に。と言ってもこの数年は緑茶は全く飲んでいなかったので、久しぶりの抹茶玄米茶はおいしかったのですが。。また当分飲むことはないでしょう・・。

最近はだいぶ症状が良くなってきたので、オクラ粥は食べておらず、でも油モノや肉類は駄目なので、もっぱら野菜スープものを作って食べています。スープは、色々なバリエーションが楽しめて良いです。また、野菜やお豆さんや豆腐や鳥のささ身などを入れ、栄養もバランス良く、しかも、私達は二人だけなので一度作ると3日は持つので、最近は、その間の時間を使ってクッキーやマフィンなども作っていました。これらのクッキーなども少量なら食べられます。

そして、朝食は以前のカシャマンナ&ヨーグルト&フルーツに戻りました。そして、今はカシャマンナに加えて、以前アレルギーで食べれずにお蔵入りしていたオートミールや、消化の良いものばかり食べていると便秘になってしまうので、オールブランを加えて食べるようになりました。これが結構良い感じです(勿論、胃痛が発生している時は駄目ですが。)今日は日頃私達が食している、オートミール・カシャマンナ・ブランとヨーグルト&ケフィアのフルーツミックスの作り方を記しておこうと思います。

カシャマンナ・オートミール・ブランの材料です。

・1%ミルク
・カシャマンナ(セモリナー私はカナディアンのストアでも買える、Unicoのセモリナを使っています。ポーリッシュストアでカシャマンナを買うと、最近高いのです・・。)
・オートミール
・オールブラン(私はBudsのものを買いました。)
・春ウコン(これは入れなくても良いです。私達は健康の為に少量入れています。ー追記:春ウコンは入れないでください。後でわかったのですが、春ウコンが胃の粘膜を荒らして、胃痛を引き起こしていました。春ウコンは胃腸の弱い方は避けたほうが良いと思います。)

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まず、お鍋にミルクを500ml入れます。(以下、二人分の材料です。)

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次に、コップを用意し、カシャマンナ(セモリナ)をテーブルスプーン3杯入れます(山盛りでなく、平らな量です。)

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次は、オートミール、これまたテーブルスプーンに3杯入れます(山盛りでなく、平らな量です。)

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次に、オールブランを一杯分入れます。

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そして、先ほどのお鍋に入れた500ml分のミルクを、この粉末の入ったコップにいくらか注ぎ、その後、春ウコンを爪の先程の量を入れ、スプーンで攪拌します。ミルクで攪拌された粉末の方は、このままコップに入れたままにしておきます。お鍋に残ったミルクの方は、超弱火にかけます。

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お鍋のミルクを超弱火にかけている間に、ヨーグルト&ケフィアとフルーツミックスを作ります。フルーツは何でも好きなものを入れます。私達の場合は以下のようになります。

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・バナナ
・いちご
・アップルソース
・ぶどう
・冷凍ブルーベリー
・無脂肪のヨーグルト
・ケフィア
・ヘンプシード(麻の実)

一番下にヨーグルトとケフィア、その上に各フルーツ、最後、トッピングにヘンプシード(麻の実)を振り掛けます。これで、こちらは完了です。

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次に、超弱火にかけていたお鍋のミルクを少し強火でやや沸騰するくらいにします。

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沸騰してこぼれる前に、コップにミルクと混ぜていた粉末類をお鍋のミルクに入れ、再度火を弱火から中火の間にします。

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木ベラでよく攪拌していると、次第にトロトロの状態になってきます。

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でも、弱火でも攪拌していくと、沸騰して沸々してくるので、その状態になるまで攪拌を続けます。そして、沸々してきた状態がこれ(↓)。ドロドロの状態になります。

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スープ皿に注ぎ、出来上がり!

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食べる時は、ヨーグルト&ケフィアのフルーツミックスをオートミール・カシャマンナ・ブランの方に入れて食べてます。

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カシャマンナ、オートミール、ケフィアにはミネラルが、ヨーグルトとケフィアからは善玉菌の補給、そして、フルーツからはビタミン類と酵素をいただけます。さらに、ミルクで胃の粘膜も保護され、朝から元気の出る朝食です。

今日は、調子が良く、この後、これ以外に先日焼いたチョコチップクッキーを夫と半分ずつにして頂きました。

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食事が美味しく食べられること程、有り難い事はありません。
ごちそうさまでございます。

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【その後の胃痛シリーズ】
その3 胃痛が酷くて何も食べられない時はオクラ粥。胃痛が治まってきたら、朝食はオートミール・カシャマンナ・ブランとヨーグルトとケフィアのフルーツミックス(作り方レシピ)。
その2 否が応でも腹八分
その1 胃痛 in カナダ・・

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