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温暖化=CO2の増加が原因=原発はCO2出さないからOK、は違うのではないかと思う

March 23, 2009

温暖化という言葉が聞かれるようになってから久しいですが、この温暖化とCO2を一緒くたに考えるのは、やっぱりどうも違うのではないか、というのは、去年の冬頃から実際に寒冷化を感じ始めたからです。だからと言って、工場からの排出ガスなどの汚染が良いとは言っておらず、CO2問題と温暖化は切り離すとしても、汚染問題はきちんとしていかないといけないと思います。

以下は、U.S. EPAのサイトにあったPast Climate Changeのグラフです。
co2_temp.png

これを見ると、どうも温度が上がってからCO2も上がっているように見えます。しかも、この営み?は工業化の始まる随分以前からの模様・・。更に、最近では、気温は停滞気味であるのに対し、CO2が増えている矛盾も見て取れます。

ところで、2007年に一斉を風靡したアル・ゴアさんは、昔のテレビじゃないけれど、あの人は今?のような感じで、一体あの方と活動はどこへ行ってしまったのでしょう?今彼は何をしているのか?ま、良いのですが。時代の移り変わりは早いものです。

去年か一昨年かに、原発のことについて既に故人となられている平井憲夫さんが語られていた話を読む機会がありました。

原発事故と平井憲夫さんの遺言
原発がどんなものか知ってほしい

その頃まで、正直なところ、原発について関心もなく、日本で現在何基あるのかさえ知らない人間だったのですが、平井さんの語りを読んで、なんと恐ろしいものを、あの地震がひしめく日本に52基も運用されているのかと、声にもならない「何故に?」の疑問が沢山頭をよぎりました。

早い話は、あんなに危険なものと知っておきながら、安全だとかいう話で、その手のフィールドに知識がない民衆を、CO2問題とうまく絡めながら、クリーンエナジーという方向性でうまくブランディングし、これからの時代は原発でクリーンエナジーという方向性を作って、利権とか、そういうのがあるから、作るんだろうなと思います。

でなかったら、毎回メンテナンスで現場の人は被爆するらしいですし、被爆回数が多ければ多いほど=ベテランは体内の被爆量が多くなってくるので、現場に出られなくなり、なので、素人が多い現場になる=問題が発生しやすい状況となり、人災などの事故が起きやすくなるというようなことなので、作る理由が見つからないのですが、色々あるのでしょうか。

代替エネルギーとしては、あまりにもリスクが高いし、しかも、投入エネルギーの方が出力エネルギーよりも多いらしいですし、稼動していない基でも、一旦動いたものは、メンテをしなくてはならない運命となれば、尚更うなってしまいます。

更に恐ろしいのが、私の大好きなワカメや海苔などが食べられなくなるくらい、放射能垂れ流しの海なんだそうです。日本の海は放射能で汚染されているらしく、近海で取れるお魚さんも、もちろん、放射能で汚染されているようです。

私は最近日本食クローサリーストアで日本産のワカメとお寿司用の海苔を買いました。パッケージには、日本産(国産)と書かれているものの、さすがにどこの県産であるかまでは書かれていないので、私のワカメや海苔はどうなのだろうと思ってしまいます。何せ、52基も稼動しているので、今やどこのものでもやはり危ないのでしょうか。。

最近は特に地震が多いです。USGSの地震サイトをいつも見ていますが、世界中で沢山地震が起こっています。ついこの間は、まさかの北極あたりや南極あたりでも地震が見られました。

日本は4つのプレートから成る島国で、ほんとに地震とは永遠のお付き合いの土地であるのに、何故このような危険極まりない、しかも、万劫末代問題が残りそうなものを、民衆の声がまるで聞こえないかのように、稼動させているのは何故なんだろうと思います。

また、原子力で出力されるエネルギーは使わなければならないので、24時間営業のお店や24時間暗くならないネオンが必要なのだそうです。24時間営業のお店は便利かもしれませんが、ほんとに24時間必要かと言われればそうでもなく、無ければ無かったで意外とどうにかなると思います。

生活レベルを落として、危険を避け、子供達の未来の為に暮らせる豊かな土地を残すのか、便利な生活にIndulgeして、危険などわが身に降りかからなければそれで万事オーライ、でも、降りかかるかもしれない、でも、便利な生活の為ならしょうがないのか。

私は共生的な循環のある生活が良いなと思います。

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