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忙しくなかったらもうすぐ閉めますー

May 16, 2015

夫の車のバッテリーが古くなってきてエンジンが止まってしまったので、今日(土曜日)夫はバッテリーを求め、(車が動かないので)近所の個人オーナーがしているリペアショップに電話をしました。車の型を言って、価格がいくらか聞いて、今日は何時まで開いているか聞いたところ、「If it is busy we open till 6pm, but if it is not busy we close soon.」とのことでした。これを聞いて、ほんとにそう言ったの?と聞いたら、そうだよとのこと。さすがカナダー、と、微笑ましくて笑ってしまいました。一昔前の日本だったらこんな感じもあったと思いますが、今はどうでしょう?まあ、カナダと言っても個人オーナーの店でしかも車のリペアショップというのもあってこんな感じなのだとは思いますが、それにしても大胆かつフレキシブルすぎて面白いと思ってしまいました。(後で分かりましたが、インド人のおじいちゃん経営のお店だったようです。電話の人は若いおにいちゃんでした。)

と思ったら、身近な所にもっと凄い人が居たのを思い出しました。それは、私の父親です(笑)。私が小さい頃、両親は自宅で二人で日本料理の小料理屋を営んでいました。母親から昔の話を聞いた時は驚きました。父は昔よくパチンコなどお客さんと一緒に遊びに出ていました。ある時など、営業時間でお店を開いているのに父親は、「お客さんが来たら呼んで~」と言い残し、近所(と言っても歩いて5~10分ほど?)のパチンコ屋さんに行ってしまうことは結構あったようです。その話を聞いて、「マジで!!そんなことしてよく仕事が成り立ったね。お客さんが来たらどうするの?呼びにいくの??電話?お客さんを待たせて、そんなことよくできたね?信じられない!」と、あまりの武勇伝?ぶりに驚きました。今ではすっかり静かになっておりますが。でも昭和な時代はこういう時代だったようです。大学生時代、下関で下宿していた下宿屋のおばあさんの息子さんのお嫁さん(私の母親くらいの年代)も私たち下宿生に、いかにご主人(銀行勤め)さんは昔よく遊び歩いており、自分は大変だったかを話した事がありました。戦後の昭和時代はのどかで平和でしたね。

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