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南相馬市の黒い粒子そして明るい発酵菌

February 29, 2012

1週間ほど前に藤原直哉氏のツイッターで黒い粒子が南相馬市で見つかった件を読んでいました。その黒い粒子からは100万ベクレル/Kgもの放射線がでているそうです。それは、検査の結果、藍藻、らしいようなのですが。。この件については、先日報道ステーションでオンエアーされたようです。まずは、発見当時の動画から。

【南相馬市特定避難勧奨地点 調査1 】

【南相馬市特定避難勧奨地点 調査2 】

【南相馬の「黒い物質」 】

その黒い粒子が調べられたところ・・。
はびこっていたものが、冬になって枯れ、胞子の状態であそこに溜まっていて、それがそろそろ動き出したのかな。これから増えるんですか??これから増えるんでしょうねぇ。これ、生きてますから。これから吸収して大きくなっていくという風に・・?菌帯の塊、殆ど胞子でできてる。
【これが藍藻だ!①】

【これが藍藻だ② 】
バクテリアの仲間で、光合成で生きると。これまで見てきた中で決断的なことと言うのは??いや~、ちょっと、ちょっと待って。。そのつもりで見ていくと・・胞子からでてるとばっかり思っていたものが、、バラけるのかぁ。

【これが藍藻だ③】

その後。
【「黒い藍藻などの検体から106万Bq」+「ウラン235の可能性」 】

そして、報道ステーション。
【南相馬の黒い土 最大108万ベクレル/kg 除染は可能か? 】

除洗・・と言っても、今だ福島第一原発はコンクリートで覆われていないですし、今も降下物が出ている状況で、のれんに腕押し、ぬかに釘、豆腐にかすがい状態かと。。税金をたくさん注ぎ込んだところで除洗しても、次から次へと空から振り続ける物質の大元をクールダウンしない限りは。。

放射線モニタリング情報(文部科学省)
福島県による定時降下物環境放射能測定結果
(PDFファイル→)定時降下物から放射性セシウムが比較的高い濃度で検出された要因について(平成24年2月6日)

そして、そんなのれんに腕押し状態でも、捨てる神あれば拾う神ありで、藤原直哉氏のツイートで、複合発酵技術を使った微生物除染のことを知りました。政府が正式に結果を受理してくれたそうです。高嶋開発工学研究所の研究結果のようです。

やっぱり善玉菌様様ですね。私の蕁麻疹も善玉菌で良くしていただいています。発酵食品は昔ながらの健康食品ですし、世の東西を問わず、その効力は認められています。その昔、ヨーロッパでは、下水処理がうまくできておらず、特に、パリ、道のいたるところに糞尿があって、においも凄いし、とにかく不潔だったそうで、だから病気が蔓延し、そして、匂い消しに香水というものが発明されたのではありますが、その頃の日本、大江戸では、長屋の共同便所には、雇われ大家さんが、お米の発酵した液体を口に含んでプシューと噴霧していたそうです。だから、トイレもとても清潔なものだったとか。そして、その糞尿も販売されていたそうです。江戸の人たちは、ほんと優れたシステムの中で生活していたのですね。乳酸菌は偉大です。この発酵菌が放射能にも効くのであれば、それはとてもありがたいお話です。江戸のカルチャーから学ぶものが沢山ある現代です。

江戸のし尿のお話については、『菌曜日の赤フン 2 』さんのブログ内容を読んで知りました。面白い 日本のトイレのお話はこちらから

ま、でも、中国からは黄砂も飛んでくる時期になりましたし、当分は、N95などのマスクはやはり必要のようですね。

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