Page Top

カナダに住んでいて良いなと思うこと

January 25, 2012

最近は雨ばかりなので、少し天気が改善する時を見計らってウォーキングに出掛けています。太陽が見えないと、心もどんよりしがちなこの季節。シーゾナル・デプレッションになる人もここバンクーバーでは結構多いようです。日本の東北などでも、日照時間の少なくなる冬場は季節性欝になりやすくなるのだとか。お日様の威力は計り知れませんね。

さて、そんな中、少し天気が回復したので、今日もウォーキングに出掛けてきました。最近思うのが、交差点ではないところで道路を横切りたい時、路肩でじっと待っていると、必ず止まってくれる車があることです。そして、そんな時、車の運転席を見ると、手で横切りなさい、どうぞどうぞのジェスチャーが見えるので、私は運転席の方に手を振りながら「Thank you!」とつぶやきながら小走りに横断します。そして、ええ人たちやのぅ~とハッピーな気持ちになり、家路に着くのでした。

ダウンタウンや交通量の多い所ではこうも行かないでしょうが、ちょっと住宅街に入ると、こんな親切なドライバーさんが結構います。ここのところ、ほぼ毎回、ウォーキングで必ず1台は車が止まってくれます。今日は2度も車が止まってくれました!そんな時、心がほくほくになって、なんて良い人たちが住んでいるところなんだろうーと何気に楽しくなっていつの間にか顔がほころんでしまう自分がいるのですが、一人で歩いていて笑っているのも変なので、あっ、、と我に返り、ウォーキングに集中するのでした。

逆に運転席側の立場に立って怖いのが、Jaywalking(道路を交差点や横断歩道の無い所で横断する人たちのこと)です。バーナビー市ではそう見かけませんが、バンクーバー市に入ると、Jaywalkersに出くわします。とても怖いです。心臓発作になりそうなくらい心臓がキューっと萎縮します。ほんと、これだけは止めて欲しいです。私は自分で運転することは殆どないのですが、助手席にいるだけで心臓ばくばくです。

つい去年も、日本の大阪で、交通量のある道路(3車線)で、道路を横切ろうとしていた60歳くらいの自転車に乗った男性が引き起こした交通ルール違反で、彼を避けようとしたタンクローリーが歩道に乗り上げ、男性二人が亡くなる事故がありました。その後、この自転車に乗っていた男性は、直接には人を死亡させてはいませんが、実刑を受けるようになったニュースでした。ほんの少し、自分だけならという意識が、結果的に他の人の大切な命をも奪う事になるので、こういう時は、やはり交差点まで行って、反対側の通りに渡りたいものです。

最新記事