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今回日本で感じたこと

July 7, 2010

日本のニュースなどで不況不況とニュースなどで読んでいましたが、実際日本へ行ってみると、街から受ける印象では不況という感じがあまりしませんでした。地元にいたっては、過疎化に入った街で人気も少なく、市自体の活気もなくなっているのですが、それでも、新しい家はこの7年のうちにボコボコ建っているし(しかもみなさん立派なお家で)、便利な100円ストアが出来ているし、量販店が出来ていたし、友人もクリニックのレセプトという仕事に最近就いたそうで、しかも、私の叔母にいたっては、もう60歳を超えているのですが、失業した後すぐにまた仕事を得て働いているとのこと。叔母はすごいです。カナダで失業は結構普通にありますが、みな失業してから次の仕事を見つけるのに結構時間がかかるようです。

あと、日本の森はカナダの森に比べるとブロッコリーのようにモリモリしていて、比較的低い小山が沢山あり地形などを形成していること、あと、山が沢山折り重なるようにあるので、地図上で近くに思えても、実際移動するとなると結構時間がかかることなど。勿論高速に乗れば直線ラインですが。そういう意味では、日本は国土が狭いとは言うければ、腸のひだのように伸ばしてみると、実際は広い土地があったりするのかなと思ったりもしました。

清水寺の山
kiyomizu_mt.jpg

そして、この折り重なる山々があるお陰で日本は水も豊富にあるし、森林資源、つまりは、良い土壌も形成されるし、あと、太陽からの恵がすごくて、雑草もボウボウに伸びるし、木もボウボウ育っているしで、凄い資源の豊かな土地なんだと改めて思いました。

最近つくづく思うのですが、大きな意味で、ですが、その土地が、そこに住む人々や文化を形成するのかな~と。例えば、ヨーロッパのように平らな土地で右からはモンゴルが、左からはローマン帝国が簡単に襲ってこられるような土地に住んでいると、人から何かを強奪するとか、奪う、というか、ハンティング的な能力が出てくるのに対して、日本のように森が豊かで、ある程度、外的から自然のお陰で守られてきた土地の人々は、その狭められた土地の中で生き抜く工夫などが長けてきたのかな~と。もちろん、それだけが一概ではなく、もっと色々な面がそれぞれの文化の中に、見出されてきたのだろうとは、思うのですが、それでも、土地がそこの土地に住む人々の意識を形成してきたということは言えるだろうな~と思うのでした。

あと、日本のテレビ番組は、お笑いの面白いものが沢山あったな~と思いました。今回東京に行った際、浅草でお祭りがあっていたのですが、こういうみんなで一緒に楽しもう的なお祭りなどが日本には古来からあるのがまた、国民性を繋ぐのにかっている文化的要素なのかな~と思いました。そして、日本のテレビ(だけでなく、普通の生活の中にも沢山)などを見て思ったのが、ありがたい、とか、感謝とか、人情的なキーワードが色んなところ、朝の番組であるとかにでも、沢山散りばめられているような気がしました。日本に居ても分かるようなことだけれど、度合いというか、程度がドライな外国から7年ぶりに戻ってきた印象としては、そういうのを強く感じました。

銀閣寺と京都市内
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